草木堆肥場の風景、むかし野菜の土作り・野菜作りはここから始まります。労力と手間が掛かり見られなくなった草木堆肥を現在に復活させました。

草木堆肥場の風景、むかし野菜の土作り・野菜作りはここから始まります。労力と手間が掛かり見られなくなった草木堆肥を現在に復活させました。

園芸会社から持ち込まれた剪定枝(雑木)を毎週、破砕しています。無限大の微生物・菌類が棲み、生命に必要な多様なミネラル分が含まれています。

園芸会社から持ち込まれた剪定枝(雑木)を毎週、破砕しています。無限大の微生物・菌類が棲み、生命に必要な多様なミネラル分が含まれています。

刈り取ってきた草を敷き、放牧牛(餌は草)の牛糞、木屑葉っぱを三層に重ね混ぜ合わせます。農園では畑に入り込む化学物質を徹底的に排除します。

刈り取ってきた草を敷き、放牧牛(餌は草)の牛糞、木屑葉っぱを三層に重ね混ぜ合わせます。農園では畑に入り込む化学物質を徹底的に排除します。

山積みした草木堆肥を切り返し酸素を入れてやり菌類・微生物の増殖を促します。発酵当初は味噌・醤油の匂い、完成するとかぐわしい甘い香りがし蝶々が群がります。

山積みした草木堆肥を切り返し酸素を入れてやり菌類・微生物の増殖を促します。発酵当初は味噌・醤油の匂い、完成するとかぐわしい甘い香りがし蝶々が群がります。

畑を起こす度に畑に撒きます。微生物・菌類が有機物残渣を餌としながら土を耕し育てます。これが持続可能な自然再生・自然循環農業の仕組みです。

畑を起こす度に畑に撒きます。微生物・菌類が有機物残渣を餌としながら土を耕し育てます。これが持続可能な自然再生・自然循環農業の仕組みです。

鍬で畝上げをし、種を蒔き、ポット苗を定植します。きれいでしょう。畑は2he、穀類畑は1heあり、草木堆肥は月に2回作ります。

鍬で畝上げをし、種を蒔き、ポット苗を定植します。きれいでしょう。畑は2he、穀類畑は1heあり、草木堆肥は月に2回作ります。

ハウス栽培全盛の時代に雨に弱い露地トマトを栽培。その特徴は鼻に抜ける味香りです。甘いだけの味香りを感じないトマトは最早トマトでは無い。

ハウス栽培全盛の時代に雨に弱い露地トマトを栽培。その特徴は鼻に抜ける味香りです。甘いだけの味香りを感じないトマトは最早トマトでは無い。

土は砂粒のように団粒化し、保水力・保気力・保肥力があり、ここで育てられた野菜達は
                                              栄養価に富み、味香りがあり、歯切れの良い肉厚な野菜となります。

土は砂粒のように団粒化し、保水力・保気力・保肥力があり、ここで育てられた野菜達は栄養価に富み、味香りがあり、歯切れの良い肉厚な野菜となります。

じゃがいもの花が咲いたら3週間ほどで出荷適期となります。四季折々に様々な色合いの野菜が育ち花が咲き、農人達を癒やしてくれます。

じゃがいもの花が咲いたら3週間ほどで出荷適期となります。四季折々に様々な色合いの野菜が育ち花が咲き、農人達を癒やしてくれます。

晩秋の農園風景。年間百種類以上の野菜が育っています。一回当たり15種類の少量多品種の野菜を北海道から沖縄まで全国の消費者に届けております。

晩秋の農園風景。年間百種類以上の野菜が育っています。一回当たり15種類の少量多品種の野菜を北海道から沖縄まで全国の消費者に届けております。

野菜達は厳しい冬をトンネルの中で過ごし、ひたすら耐えて出荷の時を待っています。これが露地栽培です。寒暖の差に晒されながら美味しい野菜となります。

野菜達は厳しい冬をトンネルの中で過ごし、ひたすら耐えて出荷の時を待っています。これが露地栽培です。寒暖の差に晒されながら美味しい野菜となります。

黄金色に染まった麦畑。農園では除草剤・農薬を排し、草木堆肥で数年かけて土を育て低窒素栽培でアレルギーを発症しにくいローグルテン小麦粉などの麦製品を完成させました。

黄金色に染まった麦畑。農園では除草剤・農薬を排し、草木堆肥で数年かけて土を育て低窒素栽培でアレルギーを発症しにくいローグルテン小麦粉などの麦製品を完成させました。

農園案内

大分市のむかし野菜の邑では、草木を主体とした自然循環農法に取り組んでおり、
露地栽培野菜(自然栽培野菜)は100種類以上、
自然農法による梨やお米、露天栽培の原木椎茸などを全国に宅配しています。

自然と語らう露地栽培の野菜たちは美味しさと栄養価に富み、
むかし懐かしい味・香りと食感が命です。

農園案内

自然循環農業

持続可能な農業

持続可能な農業

高窒素肥料栽培に偏った現代農業では、有機無機栽培を問わず、土はごわごわとなり、小動物・小虫・微生物・菌類・ウイルスなどの生物相が壊され、彼らによって保たれてきた豊かな土壌は農地からは失われていきます。
生産量を増やし、見てくれや形にばかりとらわれていくと、結果として生命が育たない不毛の大地となってしまいます。
私たちは土を育て、そこから自然の恵みをいただく自然循環農業を目指しております。

自然との共生

自然との共生

自然界の微生物・菌類は、互いに競い合い、助け合い、特定の菌だけがはびこることもなく、自然を浄化し、真に不思議なほど、自然界のバランスを保ってくれます。
畑に微生物・菌類などの餌となる草木などの有機物を施肥し、微生物と菌類によって、畑を耕してきた農業が日本人の自然循環農業です。

むかし野菜の邑の農法について

グループを繋ぐ共通理念『自然循環農業』

消費者の様々な欲求やニーズに応えるために志を同じくする農業者が集まり、
品質を揃えて互いの得意な農産物を出し合い、グループで農業を営み、
時には共同作業も行いながら共同出荷・共同販売の仕組みを作ることが必要となります。

むかし野菜の邑では、外部の独立農園が8人。
共同作業を行う内部の独立農園(野菜全般と穀類)が3人。
総人数11農家によるグループ営農を行っています。

むかし野菜の邑のグループ営農